子どものお年玉で金銭感覚を育てよう!

新年も1月の半分を過ぎ、お正月も忘れてすっかり通常通りの日常が戻ってきた家庭も多いのではないでしょうか?

お正月の恒例に「お年玉」があります。
MoneyGO styleでも以前にお年玉の金額について触れた記事がありますが、子ども達にとってお年玉はかなり高額なお金に振れる機会です。


買えるモノの範囲が広がり、あれもこれもと買えるチャンスですが、欲しい気持ちに流されたまま買ってしまうと散財するのは目に見えています。

折角多くのお金に振れる機会なので、「金銭感覚を養ってほしい」「金融知識を少しでも持ってもらいたい」と思う子育て世代の皆さんも多くいるのではないでしょうか。

そこで今回は、お年玉を通して子どもに金融教育をするオススメの方法と、MoneyGO style編集長が家庭で取り組んでいる3歳・7歳・9歳の子どもの実例を紹介したいと思います!

編集長 出沢
編集長 出沢

この記事は次のような人におすすめ!

  • お年玉でお金の教育のヒントが知りたい
  • お金の教育をする環境を整える方法が知りたい
  • 子どもの金融教育にオススメの銀行口座が知りたい

1.目的を考えて子どもと話す

まず、子どものお年玉を通したお金の教育をするにあたり、親の皆さんが何を目的とするか考えてみて下さい。

貯蓄を教えたいなら、子ども名義の銀行口座を開設してお年玉を預入していけば事足りるかもしれません。
ですが、多くの子育て世代の皆さんは貯蓄をする習慣や、やりくりする力やお金を考えるキッカケを作りたいのではないでしょうか?

そして、「お年玉」というイベントをキッカケに子どもとお金のコミニュケーションを取ってみて下さい。
しかもなるべく小さい頃、小学校低学年からコミニュケーションを取る方が良いと思います。

なぜかと言うと、中学生や高校生になるとある程度の欲しい物が明確になっており、お金を扱うこともできるので子どもとの合意が難しくなるからです。
親子で合意できるコミニュケーションが取れていれば、中学高校から始めても問題ありません!

話す内容は簡単なことで構いません。
「お年玉が無くなると困るから、銀行に預けてみよう」でもいいですし、「お年玉の使う割合を考えよう」でも良いと思います。

編集長 出沢
編集長 出沢

ちなみにわが家が考えた目的はこちら!

  • お金に関心をもってもらう
  • 子どもに自分のお金・口座があるとわかってもらう
  • 自分で考えてお年玉を振り分ける
  • 寄付を知ってもらう
  • 範囲内でやりくりをする
  • お金の価値を考えてもらう
  • お金がどんな働きをするか知ってもらう
  • 将来、自分自身で使えるようにする

てな感じでてんこ盛りです・・・。

2.子ども名義の銀行口座を作る

目的を考えたら、次は子ども名義の銀行口座を作ります。

「もう教育資金用で作りました。」「親名義ですが子ども専用で用意してあります。」という人も多いと思いますが、ここで作る口座はお年玉を入れる子ども名義の口座です。
言い換えれば、子どもがお金の知識を付けていくための金融教育専用口座と言えるかもしれません。

この口座で子ども達に様々な経験や失敗を体験させてあげることができます。
なので、子どもが預入れたお金の動きがわからないといけないので、教育資金の貯蓄口座と同じではダメなのです。

どうしても欲しい物があって、お年玉を全額使うという子どもがいる家庭の場合も、ぜひ銀行口座を作ることをオススメします。

理由は、お金が手元から口座にある事で冷静に考えられたり、考える時間を作れます。
また数字が残るので使った後も減ったことがわかるからです。

お年玉を全額使うと考えた子どもを否定はぜず、なぜそれが必要と思ったのか聞いてあげて下さい。
そこで新たなコミニュケーションが生まれるはずです。

店舗がある銀行で口座開設する場合

子育て世代の皆さんも店舗がある銀行をメインバンクにしている人が多いと思います。
自分の用事のついでに、子どもの口座に入金できるなどの利便性があります。

店舗がある銀行で口座を作ると、子どもが銀行や口座を身近に感じやすくなるのではないでしょうか。
街中で見かっけた時に、「あなたの口座がある銀行だよ。」などの会話のキッカケになります。

ただ、手続きに銀行印が必要だったり、銀行の営業時間は子どもが学校など子どもに体験をさせたくても時間が合わないことが考えられます。

インターネットバンキングを申し込むことでネット銀行に近い利便性になりますが、口座開設などの重要な手続きの時は店舗に出向く必要があります。

店舗がある銀行で口座を作るメリット・デメリットなどは下の記事に詳しく書いてあります。

ネット銀行で口座を開設する場合

ネット銀行も人々の信頼を得て、様々なネット銀行が誕生しています。
スマホの普及に沿って、その利便性からサブバンク・メインバンクとして活用している人も多いかと思います。

ネット銀行のメリットは、すべての操作をネットで完結できる事です。
口座開設もネットで出来て(一部書類の郵送などあり)、銀行印も必要ありません。
またPCやスマホでの利用を前提に考えているので、操作のわかり易さ・見易さなどはネット銀行が優位です。

ただ、一部のネット銀行では子どもの年齢制限があったり、親がネット口座で口座を作る必要があったりします。
また名前の通りネット銀行なので店舗が無い銀行が多く、実物の通帳もありません。
なので子ども達が銀行を身近に感じにくい可能性があります。
定期的に口座画面を見せるなどのフォローが必要になります。

ネット銀行で口座を作るメリット・デメリットなどは下の記事に詳しく書いてあります。

編集長が実際に選んだ銀行

子どもの銀行口座は上の記事に書いたように、子育て世代の皆さんそれぞれの考えで選んで問題ありません。
MoneyGO style編集長が実際に選んだ3人の子どもの金融教育用口座の銀行を紹介します。

編集長 出沢
編集長 出沢

わが家が選んだ銀行はネット銀行の「ソニー銀行」です!

理由は

  1. 親の管理の負担を減らしたいから
  2. 子どもが銀行口座に関心を持ちそうなデザインだから
  3. 将来、子どもが使う際に便利そうだから
  4. 海外留学の時に(したらだけど。)便利だから

です!

理由を説明します。

①親の管理の負担を減らしたいから

ネット銀行なのでネットですべて操作が可能です。
また提携ATMも豊富でセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどで24時間365日入出金が出来ます。

編集長 出沢
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身近なコンビニなので、子どもにATMで入金させる事も出来ます!

②子どもが銀行口座に関心を持ちそうなデザインだから

ソニー銀行にした一番の理由と言っていいのがこの理由です。
キャッシュカードや口座管理画面が、子どもが喜びそうな可愛いデザインなのです!

子どもの金融教育のための銀行口座と決めた以上、子どもが気に入ってくれなければ意味がありません。
ソニー銀行では、ソニーのグループ企業で誕生したPostPetというキャラクターのキャッシュカードが選べます。

ソニー銀行 PostPetキャッシュカード

また、パソコン表示の時だけになりますがPostPetの口座管理画面にすることも出来ます。
銀行の管理画面でこんなにポップで可愛い管理画面を見たことがありません!

ソニー銀行 口座管理画面PostPetバージョン

可愛すぎて、子どもが大きくなった時に使い難いのでは?という心配は無用です。
なんとキャッシュカードはスタイリッシュでオシャレなカードデザインに再発行が可能で、口座管理画面はいつでも通常のデザインに変更が可能です!

ソニー銀行 Visaデビット付きキャッシュカード
ソニー銀行 口座管理画面
編集長 出沢
編集長 出沢

子ども達も喜んでくれて、自分の銀行口座という認識を持ってくれています!
大きくなったら大人なデザインに変更も出来ますよ。

③将来、子どもが使う際に便利そうだから

未来ではソニー銀行よりもっと便利な銀行が出来るのかもしれませんが、現状でも大人が活用するには十分な機能やサービスを備えている銀行なので問題ないと考えています。

また、満15歳以上から12通貨の外貨預金も可能になるので、外貨や為替の概念に触れるキッカケにもなります。

編集長 出沢
編集長 出沢

さらに通常の円預金、外貨預金両方で使えるVisaデビット付きキャッシュカードが作れます!

④海外留学の時に(したらだけど。)便利だから

まだ先の話ですが、子どもが海外留学を希望した場合、ソニー銀行では口座の残高内で海外のATMから現地11通貨を引き出す事が出来ます。

また、日本から生活費を送金する際は子どものソニー銀行の口座に日本円を振り込んでも、手持ちの外貨があれば外貨口座に送金でも現地で外貨の引き出しや、Visaデビットカードの引き落とし先として活用出来ます。

編集長 出沢
編集長 出沢

海外銀行の口座を作る以外の親子間の送金ルートの一つとして準備することが出来ます!

3.お年玉を振り分ける

銀行口座を作ったらお年玉をどう管理するか考えないといけません。
以前の記事内で親が管理する場合と、子どもが管理する場合のメリット・デメリットを解説していますので参考にしてみて下さい。

ただ、お年玉を口座に預金しただけでは子どものお金の勉強になったとは言えません。

そこで次に取り組みたいのが「お年玉の振り分け」です。
家庭でオリジナルの項目を決めても良いのですが、あまり多すぎても管理が大変なので3〜5項目が目安です。

  • 将来、必要になった時のために残す金額(預金)
  • 自分で使う金額

は項目に入れるようオススメします。
そして、お年玉の振り分けは親子で話し合いながら子どもが決める事が重要です。
4歳以降であれば、完全に理解できなくても毎年続けることで理解が深まっていきます。

編集長が実践している振り分け

編集長 出沢
編集長 出沢

わが家で決めた振り分けはこんな感じです!

  • 投資する
  • 預金する
  • 寄付(募金)する
  • 自分で使う

3歳・7歳・9歳とも4項目で振り分けしてます。

なぜこの振り分けにしたかの理由を説明します。

「投資する」の理由

小学生ぐらいの子どもに「投資」というと、まだ早いんじゃないかと思われる人もいるかと思いますが、視点を変えると社会の仕組みを知るのにはとても良い教材になります。

小学生なので「自分のお年玉が回りまわって社会の役に立って、そのお礼(配当)も貰える事もあるんだよ!」なんてかなりデフォルメして伝えてますが「えー!すごーい!」なんて喜んでくれます。

この投資で実際に取り組んでいる内容は、また後日に取り上げたいと思います。

編集長 出沢
編集長 出沢

会社をお年玉で応援して、貰ったお礼(配当)で任天堂Switchを買おうって目標でやってます!

「預金する」の理由

預金をする理由は説明する必要もないかもしれませんが、預金をできるようにすると言うよりは、欲望で収入のすべてを使うのではなく、自分の意志で一部を残せる心持ちや習慣をもってもらう意図があります。

編集長 出沢
編集長 出沢

預金が目的じゃなく、収入の一部を残せる習慣を持ってもらうイメージです!

「寄付(募金)をする」の理由

子どものお年玉から寄付や募金をする事に抵抗がある人もいるかも知れません。

実際にわが家の長女も初めは寄付の意味が分からずに抵抗感を示しましたが、
「お金(寄付)は困っている人の事を想い自分の代わりに助ける事もできるんだよ。」と伝えると、コロナで頑張っている病院の人にあげたいと言ってきました。

自分の利益だけではなく、人の事を想ってお金を使えるキッカケになればと考えています。

編集長 出沢
編集長 出沢

金額は多くなくてOK!
子ども達と寄付先を話し合うのも面白いですよ!

「自分で使う」をする理由

自分で使うのはもちろん、管理できる力を養ってもらいたいからです。
必要なモノと欲しいモノを理解して、どれを優先して買うのか、買うことで自分にどんな変化があるのかを少しずつ学んでほしいなと考えています。
「これで一年間やりくりしてね!」など期間を決めることで、子どもが計画を立てやすくなります。

それともう一つ、お小遣い帳をつけるルールを決めてください。
小学生の間は最後にキッチリ金額が合わなくても良いです。
お金を何かに使うと減る、お小遣いがあると増えるを理解して、使い過ぎるとモノが買えないなど失敗や経験をさせてあげてください。

編集長 出沢
編集長 出沢

お小遣い帳は子どもが書きやすいモノがGood!

わが家では「知るぽると」からダウンロードして使ってます。
子ども向けのデザインなのが決め手です。
子どもとお小遣い帳を作る事もできますよ!

ここで一緒に子どもがお金を得る手段も整えてあげるのが良いと思います。
定額のお小遣いでも、報酬制のお小遣いでも良いですが「お小遣い」という収入がある事でお金の出入りが多くなりお小遣い帳で動きが多くなりますし、「貯めて買う」という手段も取れるからです。

お小遣いのあげ方で悩んでいる人は、以前に記事にしたので参考にしてみて下さい。

編集長 出沢
編集長 出沢

わが家のお小遣いは「報酬制」です!

家族で生活していく上でのお手伝いは協力して当たり前のスタンスで、イレギュラーなお手伝いに報酬設定しています。

お手伝の内容や金額はアプリのサービスで管理して、一定額になったら子ども口座に払っています!

4.まとめ

お年玉をキッカケにという事でしたが、やっぱり子どもの金融教育は目的を決める事が大切です。
目的が違うと方法も変わってくるからです。

それと親が一方的に決めるのではなく、子どもとコミニュケーションを取りながら進める事が重要です。
そうなると子供と早いタイミングがらお金の教育に取り組む方が進めやすくなります。

お年玉という子どもにとって大きな金額を手にする機会です。
様々な経験ができるチャンスでもあります。
まだ小さいからと後回しにすることなく、子どもに様々なお金の経験をさせてあげましょう。

親が考えている以上に、子どもはお金の事を理解してくれますよ。

Text&Director:Hirotaka Dezawa